アメリカ北部 国立公園の旅 2005 day9

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本日は最終日。朝、6時、電車の中で目覚める。5時半から朝食が始まるが、外の様子を見るとまだらしい。時差があったのだ。つまり、ここは、5時。すこし、のんびりした後、朝食に食堂車両に向かう。何を頼んでも無料ということもあり、キッシュのセットとオレンジジュースを頼む。電車は、カスケード山脈に入直前部分。朝食は相変わらず、味がいい。お部屋に帰り少し景色を見ていると、電車は長いトンネルの中に入る。それに合わせて、私ももう一度夢の中へ。夢から覚めると、外は、カスケード山脈を越え、行きに見た景色になっている。もうすぐ海だ。 海に当たると、そこからは南へ、ひたすら海岸線を下る。海の向こうには、オリンピック連山が美しい。しばらく窓の外を眺める。 徐々に電車の旅は終わりに近づく。エドモンズという、旅のはじめにフェリーに乗ったところを過ぎた。我々が一日目に乗ったフェリーが停泊している。海岸沿いでは、人々が散歩をしており、中には、アムトラックに向かって手を振る人々もいる。 10分ほどで地下にもぐる。地上に出ると、シアトルのキングステーションだ。いよいよこの旅も終わりを迎える。

駅に着くとコンダクターにチップをわたし、急いで、アムトラックの前方へ。記念写真を撮りに向かう。シカゴから、大平原そして山の中を越えてきたアムトラックの正面はたくさんの虫で汚れている。早速掃除中のところ、2枚だけ写真を撮らせてもらう。

時間は11時。1時間半くらいの遅れであった。そこからは昼食にシアトルで有名なパンを食べようと、サンドウィチ屋さんを探して、シアトルの町を歩く。 

ダリアベーカリーということろに行き、店の前の机で、食べる。とてもおいしくお勧めできる店だ。

そこからバス停を探し194番のバスで空港へ向かう。注意しなければならないのは、空港へのバスは40分に一本くらいしかないことだ。空港には無事、出発時刻の1時間半前に到着し、チェックイン。

飛行機に乗る。飛行機からは、あのマウントレーニエが。

空港の公衆電話で向かえのバスを呼び、駐車場で9日分、一日5.5ドルの駐車場代を払う。ダウンタウンのリトルトーキョーで夕食を食べ、家に帰る。

北の国立公園、そして横断鉄道は、新しい試みであったが、短い夏の豊かさ、そして電車という贅沢。特別な時間であった。

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