
猛烈な風が吹きすさぶ荒野に、荒々しく削られた山々。アンデス山脈の南端、南極にほど近いその地には、いくつもの氷河とターコイズ色に輝く湖が存在する。
むき出しの自然が残るその地の気候は荒々しく、時に立っていることができないほどの風が吹き荒れるという。地球の裏側にある最果ての地に、いつかは行きたいと思っていた。
2025年は、今までで最も仕事が忙しく、休日や夜ですら仕事や学びに時間を取られていた。当然、夏休みなどというものはなく、前向きではありながらも、時に鬱々とすることが多くあった。
パタゴニアの荒涼とした風景は、いつも頭の片隅にあり、一度は見てみたいと思っていた。しかし、往復にかかる時間、滞在できる時間、不安定な天気、そして高額な旅行代金から、実際に行けるのかは定年後かと思っていた。
最近、少し考え方が変わってきていた。視力や体力の低下といった、自分の変化を感じはじめていたからだ。無限と思われていた時間は、実は有限で、人生の中で、体の動く時期は限られている。目だって、感性だって衰えていく。その多くを仕事で使い、定年を迎えるころには体が動かなくなるかもしれないし、それまで生きていられるかもわからない。9連休である今年の年末に、パタゴニアの旅をしないという選択肢はないように思えてきた。
2025年8月15日、HISで、個人旅行のパタゴニアの旅を申し込んだ。フィッツロイの麓でのキャンプなどの希望を伝え、9月6日旅行の移動手段の確保ができそうとのご連絡をいただいた。
今年の無謀な冒険が始まった。
旅の工程)
- Day0: 22:30 成田→ドバイ (12時間)
- Day1: ドバイ→リオデジャネイロ→ブエノスアイレス(20時間) ブエノスアイレス泊
- Day2: ブエノスアイレス半日観光 国内線でカラファテへ カラファテ→チャルテン(車)
- Day3: フィッツロイキャンプ
- Day4: フィッツロイキャンプ ラグーナ・デ・ロス・トレス
- Day5: エル コンドル展望台, フィッツロイ展望台 エルチャルテン→カラファテ
- Day6: ペリトモレノ氷河
- Day7: トーレスデルパイネ国立公園
- Day8: トーレス・デル・パイネ ラストレス湖トレッキング
- Day9: トーレスデルパイネ国立公園→カラファテ カラファテ観光
- Day10~12 カラファテ→ブエノスアイレス→ドバイ→成田
Leave a Reply