
今日は、元旦。2026年の始まりだ。天気は快晴。ペリトモレノ氷河へ向かう。

朝食をホテルでいただく。アルゼンチンは、大体こんな感じ。ハムとパンとチーズ。

ホテルのカウンターで、ランチボックスをもらう。
ツアーの出発は、10時と遅い。小さなバスが迎えにきて、カラファテの町で大きなバスに乗り換える。結局カラファテの町を出発したのは11時。
その後1時間くらいのドライブ。右手にはアルゼンチン湖の緑色が広がる。チャルテンと同じLos Gracias 国立公園のパークパスで入園できる。バスの中に係員が乗り込んできてチェックを終え、その後、丘を回り込む。

グレーがかった緑色の湖の上に、青白く浮かぶ氷の塊が現れ始める。5,4,3,2,1、掛け声とともに、それは現れる。遠くの山と山の間から、湖へと流れ落ちる白く大きな帯。バスは氷河の目の前へと近づいていく。

途中、遠くから眺めるビューポイントに立ち寄る。
バスがビジターセンターに着き、1時間45分の自由時間となる。14時までの間に、このビジターセンターの24番のバスに戻ってきてくれとの指示であった。ちなみにバスツアーは、スペイン語と英語の両方を話せるガイドさんがいて、言語も聞き取りやすい。
ビジターセンターの前にロータリーがあり、そこからすぐに遊歩道が始まる。
氷河に面する丘の斜面に、長い遊歩道が整備されていて、それを下ることで、氷河に近づいていく。

目の前に現れる、とてつもなく大きい氷の塊。太陽の光に照らされ、少し透き通った水色に見える。鋭くとがった塔が無数に続き、末端で、湖へと崩落する。白濁した緑色の湖と、その上に浮かぶ、巨大な青い氷。

山の間、はるかかなたは、雲に覆われている。そこで降る大量の雪が、氷河の供給源になっているらしい。そこから、川のように流れてくる氷は、一日2m移動する。
時折、ゴーという何か大きなものが割れるような独特な音がして、氷が崩れ落ち、水飛沫が上がる。

観光船が行きかう。氷河の厚みがすごい。

目の前浮かぶ氷も、時に音を立てて割れ、バランスが崩れた氷が裏返る。風雨にさらされていない、美しい水色の氷が姿を現す。
すごい。すごい。すごい。これが氷河?

太陽の光を浴びた氷河は、赤系の色を吸収し、アイスブルーといわれる美しい水色を発する。

氷の厚みは、70m。横の長さは4km。浮いている氷の90%は水の中。など様々な解説が書いてある。
右、左、上、下、いろんな角度から氷河を眺める。

崩れた氷河の目の前に行くと、荒々しい氷壁が見られる。

押し出されて、今にも倒れそうな氷壁たち。

上からは、氷河の大きさと、奥行きがわかる。

1時間45分は、あっという間だった。次は、氷河の上を歩くトレイルだ。
遠くからみて、最も近くから見て、氷河を体感する。
ビジターセンターでトイレに行き、シールを買い、またバスに乗り込む。10分ぐらい来た道を戻り、船着き場へ向かう。

船で、氷河の隅へとアプローチする。

途中の湖には、巨大な氷の塊が浮かぶ。

船が氷壁に近づくと、その迫力に圧倒される。

対岸に上陸すると、この標識がお出迎え。Bienvenidos=いらっしゃいませ と書いてあり、Hielo & Aventuraは、氷河トレッキングをしている会社名らしい。観光地感満載。

氷河側に上陸すると、そこから氷河トレッキングがスタートする。
スペイン語と英語チームに分かれ、レンジャーのレクチャーを聞きながら進む。
フィッツロイ、ペリトモレノ氷河、そしてトーレスデルパイネ。今回行くすべての山々は、一つの氷河の支流でできていることが説明される。

氷の壁へと向かって歩く。

湖へ近づくと、氷河の氷の塊が着岸している。

ヘルメットを着け、アイゼンをかかりの人に着けてもらう。アルゼンチンではクランポンといっていた。

クランポンをつけ、氷河へアプローチ。

いよいよ氷河の上を歩く。氷河の氷は、ロックアイスのような小さな氷で成り立っており、アイゼンが比較的良く効く。しっかり一歩一歩を踏みしめ、比較的整備されたコースを歩く。

遠くから見る氷河もいいが、近くから見ると、その一つ一つの塔の大きさに驚愕する。

塔と塔の隙間を覗くと、白が水色になり、深い青へと変わっていく。美しいアイスブルーが見られる。

氷の谷を、アイゼンで氷を突き刺しながら、歩きまわる。唯一無二の体験だ。

最後では、氷河の削りたて氷を入れた、ウイスキーをいただく。大自然の不思議な体験であった。

名残惜しいが、最後の撮影をして、氷河から去る。クラッポンを外し、整備された遊歩道を船着き場まで歩く。
船着き場の近くには、休憩所があって、コーヒーがふるまわれる。

船を待つ間、近くの丘に登る。丘から降りると、一人の男性が走り寄ってきた。”いいのが撮れた。私も同じ感じで撮ってくれ。”と。その時の写真がこれだ。確かに、望遠で引き寄せ、氷河の大きさが出ている。写真を送ってくれたメールにはPhotographerと書いてあった。
船は氷壁の横を通り、元の港へと帰っていく。
船を降りるとバスに乗り、カラファテの街へ。街では、小さなバスに乗り換えホテルまで送ってもらう。
夜は、日本から持ってきたカレーを温めていただく。
明日は6:30の出発。トーレスデルパイネへと向かう。
Leave a Reply