グランドサークル大回りの旅 2006 day5

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本日は、一番奥のデビルズガーデンを目指す。

途中見えるのがファイリーファーニス。本日午後のレンジャーツアーの場所だ。

デビルズガーデンの入り口から今回は、ランドスケープアーチを目指す。往復1時間くらいのトレイル。

こんな壁際を進む。

途中には野うさぎがいたりする。 

そうこうしているうちにすぐにランドスケープアーチに到着。平坦なトレイルです。 自然の流線型がとっても美しい。赤い岩、青い空、白い雲、緑の木。気持ちのいい景色だ。

そのうち崩れてしまいそうな、そんな不安定さに魅力を感じる。 右側にもちいさなアーチがある。アーチと認められる大きさは、アーチーズでは、3フィート、園外では6フィートとおおよそ決まっているそう。午後のレンジャーツアーで言っていた。しかし、なんで園外と園内で違うのか、まさにダブルスタンダード、それもアメリカ。 

前回見逃した、パインツリーが真ん中にある、その名もパインツリーアーチ。

ウインドウセクション・ダブルアーチ 今回は、前回うまく写真に収められなかったダブルアーチをきれいに撮るべく、広角レンズを持ってきた。そこで、昨日は午後遅くなり影できれいに見えなかったダブルアーチに戻る。

駐車場からアーチまでは、5分程度のトレイル。本日もアーチーズの空は青い。 

アーチが見えてくる。

近接。下から見て圧倒されるようなその大きさと存在感。18mmでは収まらない。  

今回はアーチでできた日陰から上を見上げ、ゆっくりする。 流れる風の音だけが聞こえる。大地に抱かれている感覚を覚える瞬間。下から見上げると、2つのアーチは3つの穴を形成している。

午後の2時からはファイリーファーニスレンジャーツアー。昨日、アーチーズに着いたときに、ビジターセンターで予約をしておいた。トレイル用の靴と水を持ってくることが最低条件だ。とはいえ、靴はあまり厳密ではないようだ。

中に入れるのはレンジャーツアーか、なにか特別な許可を貰った人だけらしい。

駐車場でレンジャーから簡単な説明を受ける。 

レンジャーにつづいて出発。

ファイリーファーニスの中に潜入。

岩を上ったり、

小さいアーチをくぐったり。

赤々と燃え滾る岩の中を爽快にあるくツアー。

途中適度に休憩。

ここは突き当たりにアーチがある。

名前は忘れてしまったが、パンツのようだからパンツ岩のようなことを言っていたと思う。

両側は高く聳え立つ赤い岩岩。 「こんなんして、こんな感じでここを乗り切るのです」とレンジャーの指導がある。

途中景色の開けたところで休憩する。

なめらかな赤いフィンの数々。

大きい。赤い。なめらか。不思議の国。

結構狭いところを進んだりする。両側の壁はすごく高いから究極のナローズ。

楽しいトレイル。 みんな列になって歩く。

そして、登る。

最後はサプライジングアーチという名のアーチ。突然現れるから。

ここでレンジャーから、最後のレクチャーがある。今まで、休憩の毎に、アーチーズの自然について、守るべきものをひとつづつ上げてきた。自然(岩々)とか、動物とか、植物とか。最後に、レンジャーがみんなに質問する。”他に守るべきものは”と。

みんな上を見上げます。

静かな時間の後、レンジャーが言う。”私たちが守るべきものは…”

”それは、星と静けさです”。

そして皆で目をつぶり、周囲の音に聞き入る。

風の音しかしない。レンジャーツアーは終焉を迎えます。

14:00ファイリーファーニスの駐車場発。16:40終了というたっぷりツアー。

本日は2年前にもきたステーキハウスでプライムリブです。大きさにびっくりです。

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