本日は早朝に出かけ、動物を探す予定。Old faithful snow Lodge and Cabinは、園内で最も新しい施設だけあり、その雰囲気は最高。ランプなどの小物も洒落ており、泊まり心地が良かった。朝7時にロッジを出発、ロウアーガイザー・ベイスンに向かう。
ファイアーフォール・レイク・ドライブを走り、数々の温泉を見る。
ここには、園内最大級の間欠泉ジャイアントファウンテンガイザーがあるが、予想噴出時間が、昨日の夜中3時になっていたので、諦める。次の噴出は、3-4日後のようだ。終点のファイアーフォール・レイクは大きめの温泉だ。上流より流れてきた温泉がここにたまるようだ。 残念ながら、動物とは出会わなかった。
つぎに、ロウアーガイザーベースンのファウンテイン・ペイントポットを見る。このトレイルはとても短いが、小さな間欠泉をいくつか見られる。ファウンンテイン・ペイントポットは、泥の温泉。したからぐつぐつと何かが湧き出しており、ちょうど、白いペンキがゆだっているような感じ。
この地域は、間欠泉の活動も活発だ。
その後、ミッドウェイガイザーベイスン、ビスケットベイスンを周り、透き通ったエメラルドブルーの園内最大の巨大プリズム温泉グランドプラズマティックプールと、その周りの赤茶色のバクテリアの美しい色を堪能する。
ここで見る色は、今までで見たことのない色ばかり。
ビスケットベイスンのサファイアプール。これもまた、どこまでも透き通ったエメラルド色。吸い込まれそうだ。
次に向かったのは、ビジターセンター。本日の間欠泉の噴出時間をチェックする。そしてオールドフェイスフルインへ。そこで朝食のバッフェをいただく。バッフェといっても種類は少なくソーセージ、パン、スクランブルエッグ、ベーコンくらい。手軽に取れる朝食といった感じだ。オールドフェイスフルの噴出時間にあわせ、朝食を済ませ、オールドフェイスフルガイザーに向かう。
そこには既に多くの人々が集まり、ガイザーの噴出を今か今かと待ちわびている。
名前の通り、この間欠泉だけは期待を外さない。確実に予定時間に噴出する。噴出時間は短く5分くらい、高さは30メートル近く、迫力がある。バックには青い空と小さな丘。シューシューと音をたてながら、噴出する白い温泉。温泉が噴出した後、そのお湯は隣の川に流れ込む。
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その後はオールドフェイスフル地区のトレイルをする。ガイザーの回りの歩道は、木で作られた尾瀬のようなトレイルだ。その上を歩きながら、大きさ・色もさまざまな、温泉を見て回る。
途中グラントガイザーの噴出時間に合わせ、その前で噴出を待つ。20分ほど前から待っているがなかなか噴出しない。隣では、ガイザー博士のような少年が、「もう小さな噴出がこれで3回目だから次は確実に本番だ」などと言って、話をしている。これもアメリカ流の楽しみ方だろう。実際は噴出予定時間から30分遅れて噴出が始まる。このガイザーはより荒々しい。噴出は、四方に広がり、その勢いも強弱を繰り返す。高さはオールドフェイスフルに遜色ないというか、むしろ高い。10分くらいの噴出のあと、徐々にその噴出は小さくなり、やがて噴出孔の水面は元の静けさを取り戻す。しかし、アメリカ人は諦めない。ある夫婦がその後も”カモーン”と声を上げている。少し覚めた目で私は見ていたが、突如、ものすごい噴出音と共に、今までよりもいっそう高い水柱(お湯柱)が上がる。本当に驚いた。この後は皆納得し、解散していく。我々もその場を離れた。
オールドフェイスフルから、もう一度サファイアプールへ。そしてエメラルドプールへと温泉めぐりをする。日が上がってからの温泉は、いっぱいの光を浴び、様相が異なる。昼になると気温が上がるためか、湯気の量も減る。朝とは違った楽しみを与えてくれる。
エメラルドプールを見た後、妻がポツリと、モーニンググローリープールは見たかと問いかけてきた。 見ていない。いったいどこにあるのだ。オールドフェイスフルにあるはずなのに。公園の地図を見返す。実は、オールドフェイスフルのループにはまだ先があり、一番奥がモーニンググローリープールだった。急いでオールドフェイスフルに向かう。時間は3時。そこから駆け足でモーニンググローリープールへ向かう。雲行きが怪しいためだ。うわさどおり、イエローストーンの天気は変わりやすい。歩いて約20分、目的のプールに着く。その形は丸く、中心に深い穴があり、そこからお湯が湧き出してくる。周囲に行くに従い、その深い青色はサファイア色にそして緑にそして周囲は鮮やかな黄色に近い黄土色に。朝顔と言われるゆえんだ。少し待っていると、雲の切れ間から、強い日差しが差し込む。プールは太陽の光で輝き、我々に感動を与えてくれる。
その形は丸く、中心に深い穴があり、そこからお湯が湧き出してくる。周囲に行くに従い、その深い青色はサファイア色にそして緑にそして周囲は鮮やかな黄色に近い黄土色に。朝顔と言われるゆえんだ。少し待っていると、雲の切れ間から、強い日差しが差し込む。プールは太陽の光で輝き、我々に感動を与えてくれる。
オールドフェイスフルを離れ、次に向かったのはウエストサム。こちらも、透き通った深い温泉が集中する地区だ。トレイルを一周する。が、残念な事に空は厚い雲に覆われサファイアの輝きはない。
ウエストサムに向かう途中、エルクを目撃、写真に収める。
そこから、イエローストーンレイク沿いに北へと向かい、本日の宿泊地、キャニオンロッジに至る。途中、バッファローが道端にいっぱいたむろっていた。近くによると、ゴー、ゴーとうなり声を上げていたり、土を足でかいていたりと、少し怖い感じ。 本日のキャニオンロッジは、かなり味がある。60ドルくらいと安かった。でも泊まるには充分。その日は、夕食にカップめんと餅を焼いて食べる。ちなみにロッジ周辺にはグロッサリーストアや、POST OFFICE、レストランなどがそろっている。
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