3:30 目覚ましで起きる。外は真っ暗だが、セコイアほどは寒くない。登頂の準備をして、カレービレッジをチェックアウト。車で登山口の手前300mくらいの駐車場に向かう。Public bear boxもある。
登山口は、バーナル滝トレイルの起点のハッピーアイル。
ヘッドライトの明かりを頼りに川を登る。30分ほど歩くと、バーナル滝のサイドに出る。ここは段差が大きい階段で、そこそこきつい。まだ滝は見えないが、大量のミストで自分達が滝つぼにいることを実感する。 バーナル滝の上まで1時間。
そこからネバダ滝へと向かう。漆黒の闇から、青の世界へ。少しずつ日が昇る。
岩盤の上を勢いよく流れる川が見える。
その川を渡り、林を抜け、ネバダ滝の左のスイッチバックを登る。 ハーフドームまで3.5mileの標識のあるネバダ滝の上までバーナル滝から1時間。
ここで一休み、持ってきたシナモンロールを食べる。まだ、十分日は出ていないのに大量の汗をかき、休むと寒い。
そこからは平たんな川沿いの道を歩き、ハーフドームを反対側へと回り込むのに1時間。
ハーフドームの背中が見える。
さらに前を鹿が歩いている。
その後ひたすら林の中を登る。
ライチョウもいる。
鹿の親子もいる。
鹿のバックには銀の岸壁。
一時間くらい登ると、林を抜け、グレーシャーポイントと真反対から、ハーフドームを見ることになる。
ここからは銀色の岩の急なスイッチバックを登る。”日が陰った後や風雨の時は死ぬぞ”と書いてある。
シエラの山々を眺めつつ、岩を登っていく。
ハーフドームの頂上が見えてくる。
最期のクライマックスの鎖場だ。
そんなことはないのであろうが、垂直にも見える。
両手でワイヤーとつかみながら、つるつる滑る岩を登っていく。登り下りが同じ道なため、すれ違いで必ず渋滞が起きる。登りに40分かかる。
結構な斜度。
こんな斜面でも、岩の割れ目には、花が咲いている。
下を見ると少し怖い。
頂上に近ずくと傾斜は緩やかになり、ワイヤーが終わると頂上へと到達したことになる。
頂上は、比較的広い。
ヨセミテバレー、
シエラの山々、360度の景観が楽しめる。
ハーフドームの先っぽに立ってみる。
一時間ほどいて12時に下山することとする。
ゆっくりと、川のほとりなどで休みながら下山する。 ミューアートレイル、ミストトレイルの選択があるが、ミューアートレイルは、前回馬のフンが多く歩きにくかったので、ミストトレイルを下りることとする。
ネバダ滝の横を下ると、朝は見えなかった力強い滝が見える。
上から見るバーナル滝。
バーナル滝。
バーナル滝の下、ミストトレイルを濡れながら下る。 鎖場での待ち時間に話をしたアメリカ人とトレイルで再会。日本に興味があるようで、いろんなことを話ながら下った。駐車場についてのは17:15ごろ。
そのままアワニーホテルに向かう。ヨセミテの木と岩で作られた、最上級のホテルの入り口には高級車が並ぶ。上品な老夫婦や、皇室の王子のような上品なシャツを着た子供。
入り口にはロビーまで、赤い絨毯がひかれている。その赤い絨毯の上をハーフドームから降りてきた服装で歩く。当然少し場違いな感じ。 すぐにチェックインを済ませコテージへ。
コテージは小道を進んだ奥にあるひっそりとした木造宿。
内部は木の家具でまとめられている。
シャワーを浴びきれいな服に着替え、夕食の予約をしにダイニングへ。20:30からの予約を取り部屋で少しのんびりする。
素敵なダイニング
夕食はプライムリブとフィレミニオン。味は今まで食べたプライムリブの中で最もおいしかった。周りの脂近くのみでなく、赤い部分までやわらかい。フィレも同様であった。すべてで130ドル、値段もなかなかなものだった。 お部屋に帰ると、久しぶりのフカフカのベットで就寝。 静かで、暖かいコテージ。本当にありがたく、最高の眠りを得る。
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