ザイオンとキャニオンデシェイの旅 2005 day4

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朝5:00起床。キャンプ場はまだ暗い。日の出を見るため、早速テントをたたみ、モニュメントバレーの東側に向かう。5:30にキャンプ場を出発し、日の出前に目的地に到着。

そこから、日の出に染められるビュートを眺める。 ビュートの手前に広がる平原、まっすぐと伸びる道、染め上げられるビュートすべてが異次元の美しさだ。

そこで妻の作ったホットケーキを頂き、7時にキャニオンデシェイに向け出発する。

途中メキシカンハットに少しだけより、その先30mile程で191番へと右折する。その先は田舎というよりは、単なる大地で、本当に何もない。

チンリーの町に近づき、山を一つ下ると、非常に変な景色に出くわす。 ピンク色を中心に、赤系の色でできた小山が乱立するような景色がある。一つ一つの小山はとても固く足跡などはつかない。

妻は眠いのか、自らコーヒーを沸かしていた。

そこからチンリーの町まで、1時間程。標識に従い左折すると2マイルほどでキャニオンデシェイのビジターセンターに出る。そこで、地図をもらい、いよいよ観光へ。この公園は基本的にサウスリムとノースリムに分かれているが、まずは、メインのサウスリムへと向かう。片道16マイルほどのリム沿いの道路に、いくつかのビューポイントが置かれている。

まずはじめは、Tsegi Overlook。ここで初めて、赤い崖と緑の谷を横から覗くことになる。

次に、junction overlookから、広く広がる谷を望む。谷底は緑、崖を削った川が中心部を走り、その周りには緑、黄緑の木が立ち並ぶ。 次は、一番奥のスパイダーロックへと行くことにする。20分くらい走ると駐車場につく。そこからトレイルを3分ほど歩くと…。

静かな谷の真ん中に立ち尽くすこげ茶色の塔。その高さ200メートル。当然だが、ナバホ族の崇拝の対象になっている。自然は、偶然にしてこのような不思議なものを作り上げる。偶然であるがゆえに尊く、そして美しい。

崖際から写真を撮る。

スパイダーロックの下流方向も緑の谷が続きすばらしい。

次にホワイトハウスという遺跡に行く。ここは、唯一許可なしで、谷に降りられるところ。片道2マイルと書いてあるが、下まで最低でも200メートルはありそうで、日差しをさえぎるものは何もない。興味はあったが、今後の運転の予定なども考え、トレイルはやめることにする。

上から、先住民の遺跡を眺め、昔の人の生活に思いをはせる。遺跡を拡大するとこんな感じ。

その後はノースリムへと向かう。最後のビューポイントまでは、サウスリムより少し遠い程度。一般道を走り向かうことになるので、少しスピードが出せる。こちらのポイントは遺跡が中心。

崖の上から崖にできたくぼみに立てられた遺跡を眺める。

拡大

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最後に一番ビジターセンターよりのLedge Ruin Overlookによる。ここは、二つの谷が出会う場所にある。両方の谷の緑、2つの谷を分ける岩が美しい。はるか下の遺跡付近には、三台の車が止まっているのが見える。

しばらくゆっくりした後、キャニオンデシェイを後にする。 4時遅めの昼食をチンリーの町でとり、そこから、191番を南へ、40番を西へ向かい。本日の宿泊地、キングマンへ向かう。10時前にキングマンに到着。Days inn で一泊。 翌朝、5時出発し、そのままロスにある会社へと出勤する。

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