朝日を見に行く。日の出の1時間前に起きて出発。日の出に照らされるビュートの見える丘へと向かう。車でメキシカンハット方面に30分ほど。
はじめはビュートが赤く照らされ、次に大地が照らされていく。
まっすぐに走る道と朝日に照らされるビュート。目の前の岩は大きく見える。
しかし、空はもっと大きい。
8:30 にモニュメントバレーを出発する。
アーチーズまでのルートとして、モキダグウェイを通る道を選んだ。崖を登るワイルドな未舗装道路だ。グースネック州立公園に立ち寄るが、蛇行を見るには、朝早すぎて、日が川底まで届いていなかった。
まっすぐな道を進む。
その後、目の前の崖に向かって進む。崖に突き当たるが、そこがモキダグウェイの始まりだ。
右へ左へ、崖際を、登っていく。
眼下には果てしなく続く荒野。はるか崖の下には、落ちた車がひっくり返っていたりして、緊張感を増幅させる。恐怖感で言うと、登りの方が、下りよりも楽。以前下ったときは、滑り落ちてしまうような感じがして、下を見る余裕があまりなかった気がする。
モキダグウェイを上り終えると、舗装道路との境を左折し、ミューリーポイントへ。ミューリーポイントまで、20分程度。見通しのよい崖が左手にある。
崖の上から、目の前に蛇行する谷と、
はるか向こうに、モニュメントバレーを望む。
風の音以外、なにもないところ。当然人もいないし、展望台なんかもない。
そこからアーチーズの拠点の町モアブへ向かう。
途中、道沿いに大きなアーチがある。Wilson Archという名前らしい。モアブの町で、ハンバーガーを食べ、14:00 アーチーズへ。国立公園は、モアブの町の東側の丘の上にある。ゲートをくぐると、崖をひたすら登る。
頂上近辺で、左に始めの見所、コートハウスタワーズがある。トレイルもできるようだが、ここは写真を撮り、ウインドウセクションへ。
途中に見える岩々。
バランスロック。
遠くから見る、ウインドウセクション。
ウインドウセクションでは、ダブルアーチの下まで、軽くトレイルをして、その大きさを体感する。 15:00 デリケートアーチトレイルへ。
デビルズガーデンと、ウインドウセクションの間に位置するトレイルヘッドへと向かい、駐車場に車を止めトレイルをスタート。前の上の方に見える岩々に向かう。
そこからほとんど日陰のないトレイルをひたすら上る。
目印として、ケルンがある。
つるつるの山の斜面で照り返しも強い。30分程度でデリケートアーチへ。
何度みても不思議なアーチだ。アーチの下はすり鉢状の大地になっており、そのすり鉢もとてもなめらかで、岩なのにとても柔らかみのある造形だ。
繊細で、かつ、どっしりしている。
角度を変えると、とっても細い。
日の入りに近づくにつれ、人の数も増え、記念撮影の人が2時間ほど絶え間なく続く。
個人的には、あまりの騒がしさと、写真が撮れないもどかしさで、なにか、落ち着かない感じを覚えた。 19:50 日の入りを前に下山し、宿でカレーを食べた。
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