グランドサークルとデスバレーの旅 day4

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5:40に起きてVisitor Centerへ。すでにカメラマンが列を作っており、最後の一スペースに三脚を立てた。

はじめは少しづつ、空が明るくなり、6:10ごろから徐々に赤く焼け始める。

本日も雲は多いが、日の出の方向は空いている。

地平線がオレンジ色になり、

雲がオレンジに染められ、

太陽が顔を出す。広い台地を染め上げるエネルギッシュな太陽、その太陽によりビュートの影は、より鮮明になる。

こんな美しいドラマを、何度繰り返してきたのだろうか?

日が上がってきたところで、急いでビュートの裏側に車を走らせる。

荒涼とした大地も美しい。

さて、帰ろうかと思ったところ、リュックがないことに気づく。

先ほどのビューポイントに置いてきてしまったのだ。帰るのに20分、リュックを置いてきてから1時間以上の時間がたっていた。

ビジターセンターは多くの人が訪れる。時計、レンズ、メモリーカード、クレジットカード、免許証などが入ったリュックはすでになくなっていた。

ビジターセンターの売店の人に聞くが、知らないよと。ビジターセンターは開いたばかりで、係の人がいない。終わったなと思ったものの悪あがきで、最近できたばかりのザ・ビューというホテルのフロントに行く。

リュックをなくしたことを伝えると、これのことといって、リュックを持ってきてくれた。腰が抜ける。きれいな景色に感動してリュックを忘れたのはこれで2度目。

10:00にホテルを出てグランドキャニオンへ。ドライブ中は雨が時折降る感じ。3時間弱のドライブだ。

グランドキャニオンに入り、まずリパンポイントへ。グランドキャニオンが見渡せる素晴らしいポイント。あいにくの曇りで、色はさえない。

動物も濡れている。

30分くらいのんびりする。そのままヤバパイロッジのマーケットに向かう。昼食をCafeでと考えていたが、改装中。チェックインをして、10%のディスカウント券をもらい、マーケットのデリへ。ローストビーフサンドウィッチを食べる。

マーサーポイントへ。

相変わらず、なんだかわからないような削られ方をした谷を眺める。

堆積物が地層を作り、それを川が削って地層が現れる。それが深い谷を作って、今でもその営みは続いている。朝の日の出といい、目の前のキャニオンといい、大きすぎて。自分という存在が、自然にとって一体何の意味があるのか?人類の営みですら、ちっぽけなものに見えてくる。ここに来ると、日々のこまごましたことなんてどうでもいいやと思えるようになる。

夕日はホピポイントへ。天気が悪く、夕日に染まるキャニオンは見られなかった。夕食は、わかめうどんを宿の前でゆでて食べる。

ヤバパイロッジで10:00に寝る。

本日は時差ボケが、はじめてなくなった。

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