グランドサークルとイエローストーンの旅 2004 day9

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朝、暗いうちに起きる。日の出を見てみたかったからだ。ロッジのメインテラスから、赤く染められるティトンの山々を見る。とても寒い。広大な大地に朝日がさす。空の大きさからみると、山々が小さく見える。横には、アメリカ人のおじさんが一人だけ。

さて本日は、イエローストーンにもどり、もう一度ガイザーめぐりをすることとした。ロッジの朝食バッフェを食べる。これはすばらしい。メニューも豊富。ムースの形をしたムースワッフルをシェフが焼いてくれる。それにベリーをたっぷりのせ、生クリームとともにほおばる。ソーセージなどもおいしい。

朝食の後は、イエローストーンを目指し北へ向かう。途中ミュールジカの群れに出会う。かれらは警戒心が強く、決して人には近づかない。しかし長い耳、くりくりした目、とてもかわいい。

オールドフェイスフルに着くと、ガイザー噴出時間のチェックを行う。本日は、園内で最も古いキャッスルガイザーとグランドガイザーが見れるようだ。

とても激しい噴出のグランドガイザー。

直線的で美しいオールドフェイスフルガイザー、

そして最後に3時から、キャッスルガイザーを楽しむ。キャッスルガイザーは、コーン型の噴出孔で結構勢いがよく、持続時間も長い。たまたま、この噴出に出会えた幸運に感謝する。 この噴出を見終わると、達成感と同時に全身に疲れを覚える。終わったな。そんな感じがした。オールドフェイスフルを4時に出発、西口ゲートへと向かう。

途中メスのエルクの群れを川沿いに発見。草むらの中でのんびり休むエルクの群れ、その豊かさに再び感動を覚える。本当に終わったんだな。そんな感じで後ろ髪を引かれつつも、その場を離れる。

しばらく走るとゲートの少し手前であろうか、車の列が。みんなが上を見上げている。

ん…。白頭鷲だ。火事で燃えた後の枯れ木の枝に、とまり、遠くを見つめている。

アメリカの国鳥。粋な演出。もう充分感動しているのに。ダメ押しに涙が出そうになる。

ありがとう、イエローストーン!!木の近くまでいき、その雄姿を写真に収める。

ウエストイエローストーンの町で給油、マクドナルドで食事を済ませ、一路ソルトレイクシティーへ。泊まったホテルは先日立ち寄った協会のすぐ近く。12時近くになっていた。

day10

ソルトレークシティから、ロサンゼルスへ。途中、ラスベガスダウンタウンで、昼食をとる。ダウンタウンのカジノでは、プライムリブがお安く食べられる。ラスベガスで遊んでいく余力は、もう残っていなかった。

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