グランドサークルとイエローストーンの旅 2004 day8

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朝、外はまだ暗い。本日はグランドティトンの朝焼けを見る予定だ。 まずは、カウンターへ行きチェックアウトを済ませ、一路グランドティトンへ。途中道には、鹿がいたりする。危うく引きそうになった。とにかくひたすら南へ森の中を走ると、1時間ほどでグランドティトンの一部らしい山が見えてくる。しかし、そこからまたしばらく走らなければ、中心部へは至れない。近いようで遠いドライブだ。山が南北にたくさん連なっているが、よく考えると一つ一つの山が大きいのだから当たり前だ。空は徐々に明るさを増してくる。途中妻が、何かいるという。道ち沿いに走る川、その向こう岸に確かに何か黒い影。

少し車をバックさせ、下車。川の向こうを見ると…。なんとそこにはオスのムースが!ヘラジカとはよく言ったもので、その角はへらのよう。動きは比較的のろいが、我々の姿を見ると茂みの中へと消えていった。早速の動物のお出迎えに心躍る。再び車に乗り、先へと進む。

スネークリバーを前景に朝日に染まるグランドティトンを写真にとりたかった。少し遅かった。目的地は以外に遠く着いたときには、赤色が薄くなってきていた。

むしろ、日が昇った後の青いそらにティトンの山々は映える。

ジャクソンホールハイウェイ、オークスホーベント、ジェニーレイク・シーニックロードなどでティトンの山々を堪能した後、

シグナルマウンテンロッジの脇からジャクソンレイクのほとりに出て、そこでコーヒーを沸かし、ゆったりとする。湖でボート遊びをする人が数人それ以外は誰もいない。湖、山を独り占め(正確には妻と2人)といったところだ。青く澄んだ湖、そのバックには、銀色に尖ったティトンの山々、その後ろの青い空、そしてきれいな空気。とっても贅沢な時間だった。

Grand Teton 5 Grand Teton 6 そこから、コルターベイのビジターセンターへ。ボート遊びでもする予定だったが、この辺は水が枯れ、ボートはやっていないようだった。仕方なくトレイルへ、ムース探しのたびに出る。

平地のトレイルで、うまみは少ないトレイル。長いわりには、最終目的地がはっきりしない。結局ムースも空振りで、ビジターセンターへと戻ってくる。

唯一、豊かな湿原にはすがすがしさを覚える。湿原のなかは多くの動物がいるようで、各種の鳥を見ることができる。ビジターセンター横のレストランで昼食をとる。ティトンバーガーを頼む。

少し早いが、チェックインをすることにする。本日は奮発し、ジャクソンレイクロッジのレイクビュー240ドル。窓はおおきな一枚窓。そこからは、ジャクソンレイクとその向こうのティトンの山々が見える。本当に絵のような景色だ。アメリカ人のこの辺の演出には、いつも感心させられる。室内で夕食までの間しばし休憩をする。

夕食前の日の入り時間は、ホテルロビー前のテラスで、レンジャーと一緒に皆でムース探しをする。残念だがこの日は誰も、ムースを見つけることができなかった。

夕食は豪華でないほうのレストランで食べる。カウンター席で、味は非常にアメリカ的。 その日は部屋に帰り、疲れを癒す。

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