スコキーロッジとレイクオハラの旅 2019 day4

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朝5:00に目が覚める。窓の外には青の世界が広がっている。ランプなしでも歩けそうだ。

5:30に出発する。薄暗い森の中少し声を出しながら進む。知らない道も怖いし、くまも怖い。森の中を登り、時に水平移動し、また昇り、前人の足跡をたどる。6:10谷を登っていると道が途絶える。もうすぐ森林限界を超えるところだったのに、道がなくなった。先はうっそうとした低木の森。少し進むがすぐわからなくなり、断念。

10分くらい写真をとり、下山を始めると、脇の木の中に小道がある。暗くて、そして木が道の入り口を隠しわからなかったが、先に行く小道がある。そこを進んでみる。森林限界を出た。

目の前にはあwall of jericoがずどんと居座り、その両サイドに谷が広がる、本日は帰路もあるため中腹でストップし、山を眺める。6:45に下り始めるが、下りは20分しかかからなかった。ロッジの人にどこ行ってきたのと言われ、スコーキー山といったら、すごく興奮して、sunriseを見たのか?どうだった?といって台所の仲間のところに飛んで行った。

8:00から朝食。焼きたてのパン、キッシュ、ヨーグルト、フルーツ、すべてがおいしい。カナダ人と結婚された日本人といろいろとお話しし、日本語を話しほっとする。ハムトマトサラミ、ターキーなどで、サンドウィッチを作り9:10に出発。

来た道と同じ、デセプションパスを進む。

右にスコーキーレイクスをみながら、ひたすら緩い登りを進む。

デセプションパスの頂点に着いたのは11:30、そこで少しのんびりする。風が通り、少し寒い。シアトルから来ていたバックパッカーとお話しする。2人はヘリで入山したようだ。ターミガンレイクの脇でマーモットと出くわし、写真を撮っていると、その脇を地リスがおいかけっこをして通り過ぎる。ターミガンレイクが終わるころ、小雨が降りだす。買ってから登場の機会がなかった雨具を着る。あめはすぐに霧雨となり、霧となった。帰り道、通ったことのない道を通る。行きには間違った道を進んでいたらしい。そういえばやたら太い川を渡ったような…。

天気の悪い日は、足元を見る。さまざまな花が咲き乱れる。

ハーフウェイはハットに13:10に着きそこからシャトルの待つキオスクまで向かう。14:40に到着。 15:00のシャトルを待っていたら、シャトルが到着、そのまますぐ下山となった。途中下山している人たちを次々とひろっていく。本当は、ロッジの宿泊者のみだが、シャトルのおじさんの好意で。

14:50に駐車場に到着し、Skoki Circuit Trailは終了した。駐車場の岩に座り、ロッジで作ったサンドウィッチとクッキーを食べる。達成感と、夢のようなトレイルの思い出をかみしめながら。

そこからベイカークリークへ15分。途中車が停まっているところがあり、見るとblack bearが歩いていた。

ベイカークリークロッジは広くて、部屋にジャグジーがあって電子レンジがあって、きれいで、丸太作りでいろいろおしゃれなホテル。

物がない豊かさと、物がある豊かさと。

少し周りを歩く。すぐ横に川が流れていて、丸太で作ったブランコに座り、川、森、広い空と流れる雲を眺めて、のんびりする。

夕食はレンジでごはんとカレー、鯖缶と、うずらの卵と、豚汁。日本食は落ち着く。11:00眠る。

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