スコキーロッジとレイクオハラの旅 2019 day2

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結局眠れたのは4:00~5:00までの1時間であった。

5:00に起きてサンドウィッチを作る。

5:30にcheck outし出発しモレーン湖へ。5:45に到着するが、駐車場はすでに満車。年々混雑は激化している。小さい車だったので、横断歩道の脇にある小さなスペースに止めることができた。そこから急いでモレーン湖のいつもの高台に上る。すべてが青の静寂の世界であるはずだが、高台の上は人で埋め尽くされている。

しばらくすると、目の前のテンピークスの右側の山の先が赤く焼け始める。

それが、静かな湖面に反射し、独特の風景を作り出す。

セーター一枚で写真を撮り続ける。ふと我に返ると、とても寒い。

それだけ心を奪われていたのだと感じた。

モレーンレイクからの帰り道、道端のインデアンペイントブラシと氷河をいただいた山々を眺める。

7:30にレイクルイーズのインターの付近にあるサムソンモールに着く。

ベーグルピザとラズベリーデニッシュとコーヒーを買い、裏の川沿いのベンチで朝食を食べる。朝の涼しさと、川の湿気と、森の香りと、その中で食べるおいしいパンとコーヒーの香り。とても素敵な時間だ。

8:00 エクスペリエンスレイクルイーズというパン屋さんの隣にあるショップに行く。Skoki Lodgeのcheck inn カウンターだ。9:00 check inn 10:00シャトルが出るとメールが来ていたが、人が集まったので9:00にシャトルを出してくれるようだ。一時間得した気持ちになる。

シャトルの出発地点の駐車場に移動、白い10人乗りのシャトルは定刻に出発する。

シャトルでは、ここから3hrくらいのところに住むという65歳くらいの方とお話しをする。

宿は昨年10月に予約したそうだ。4kmの道のりを15分かけて進む。そこそこの登りで、あり、体力温存にとても重要なシャトルだ。シャトルの終点にはKIOSKがあり、そこからトレイルが始まる。

まずは、森の中の静かなトレイルを進む。程なく、雪崩後に森が途切れた場所を通る。

木々が途絶えると、そこにはお花畑ができる。赤、黄色、白、青、色とりどりの花が咲き乱れる。

10:20にHidden lakeの分岐に着く。

寄り道でHidden lakeまで山道を登る。途中の道は素敵な花畑。

湖自体は、緑色だが、太陽の力を借りられず、輝きはいまいちだった。

一時間の往復の後、川をいくつかわたり、崩れた岩々の横を登る。

登りきるとターミガンレイクが姿を現す。湖のほとりには氷雪が残っており、そこで昼食のコンビーフサンドイッチを食べる。塩気が強く2つ作ったが一つしか食べられなかった。

道の途中ではマーモットが行きかう。

そこからは、ターミガンレイクの脇を歩き、デセプションパスを上る。振り返ると目の前には花、眼下にはターミガンレイク、目の前にはリダウト山。

その向こう側には、左にMount Hungabeeが見える。(後で確認すると、最後に見るレイクオハラエリアのオパビン湖の後ろに見える山がそれで、その山を反対の方向から見たことになる。)

登りきると氷雪があり、その間を通ると、

今度は違った景色が広がる。果てしなく続く谷と山々。その谷を今度は下り、スコーキー山のふもとへと向かうのだ。

途中、山の氷河をバックに右にマイオソティスレイク、左にジガデナスレイクを見る。上流の湖の方がやや薄い青だが、ともに輝いている。明日のハイキングのシュミレーションをする。森林限界を下り、森の中に入り進む。16:00までに到着し、アフタヌーンティーをいただきたい。足早になる。まだつかないのかと思い、すれ違いのハイカーに、どのくらいで着くのと聞くと、”10ステップだよ”と笑いながら教えてくれる。目指すスコーキーロッジはすぐそこだった。

目の前には碑が建てられている。

木で作られた趣のある小屋。玄関にはヘラジカの角が飾られている。ロッジの前ではハイカーが思い思いの時間を過ごしている。

Check inn をし、ロッジを案内してもらう。木造2階建ての2階の一番はじの部屋。名前はskoki。木造の椅子と木造のベットが2つづつ置かれ、電気はない。19時から夕食、8時から朝食。24人の客を4人がサーブする。

アフタヌーンティーの時間。ピクルスとチップとチーズ、コーヒーをいただく。その後、目の前の川で少しのんびりして夕食までベッドで休む。19:00 缶の鳴る音、夕食だ。

サーモン、インゲン、ブロッコリー、おいしいパン、ポテト、どれもとてもおいしい。食事中はとなりのイギリス人とお話をしていた。デザートはチョコレートクリームパイ。がつんとおいしかった。20:00、外はまだ明るい。階段の登り切ったところに耳栓を見つける。宿の中の声、床のきしむ音、すべて聞こえる。そんな宿だが、なぜかワクワクする。

ヘッドライトの明かりをたよりに、地図をみながら明日の予定を立て、眠りにつく。

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