スコキーロッジとレイクオハラの旅 2019 day7

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朝3時に起き2度寝する。次に起きたのは、6:05。窓の外を見ると、ビクトリア山の山頂が赤くなっている。

まずい。日の出のレイクルイーズを見ようと思っていた。

すぐに用意をして5分で車にのり、レイクルイーズまで10分。駐車場はすでに満車に近い状態だった。車を止め、湖畔へと急ぐ。

到着後は湖畔に腰掛け、赤くなるビクトリア氷河を眺める。周りには大勢の人がすでに座っている。静けさを感じられる場所ではないが、景色は壮大だ。

レイクルイーズインにもどる。途中熊が赤い実を食べている。

準備をして8:00に出発する。本日はパーカーリッジトレイルなどを考えていたが、疲れもあって、アイスフィールドパークウェイ観光を堪能することとした。湖のビューポイントにゆっくり止まりながら行くことにした。

クロウフット氷河の展望台。その次のボウレイクとペイトーレイクは、一昨日行ったので飛ばして、次。なんか展望できそうな駐車場がある。車は2台のみで、湖はおそらく、森の中を少し歩けば見えるのだろう。地図にはwaterfowl lakeと書いてある。

ゆっくり行こうと決めていたので、いつもなら飛ばすその駐車場に本日は車を止める。そしていつもなら望遠は車に置いていくが、今日はなぜかカメラ一式をもって森の中へ。5分くらいで森を抜ける。そこには湖があり、既に2人の人がいる。

男の人が”moose”といってこちらを向く。

グレーのきれきれの岩山を背後に大きな青い湖がある。対岸までは400mくらいはあるであろうか?その対岸付近に、水の中で動く黒い生物がいる。その動物は湖の中をゆっくりと歩きながら、時折頭を水につける。そして首を上げ、からだを振ると水しぶきが飛び散る。頭には大きな広い角があり…。

オスのムースだ。しかも動いている。300mmの望遠を取り出す。それでも動物は遠い。となりのカップルもレンズを切り替えシャッターを切るが、望遠が足りない。I’m Jelous”などと言いながら。最後には写真を送ってくれとメールアドレスを渡された。あまりいい写真とは言えないが、ムースを見た証拠にはなるかもしれない。10分くらいだろうか。ムースは森の中へ消えていった。

そのあとは、ひたすらU字谷を北へと進む。やや高度を上げ、大きな氷河が見えるようになると、そこはコロンビアアイスフィールドだ。氷河の上に行く、観光や、skywalkなんていうアトラクションがあり、一大観光名所となっている。ビジターセンターは人、人、人。カナダに来て、一番多くの人を見た感じであった。

トイレをお借りし、氷河の先端への簡単なトレイルを行う。突然小雨、氷河からの風は凍る様に冷たい。ビジターセンターを離れジャスパーに向かう。左に緑色の川が流れる。コロンビアアイスフィールドの先はViewPointなどもあまりなく、ひたすら道が続く。

ジャスパーに近付くと山の感じは少し変わってくる。何が変わったかはわからないが、少し谷が広い感じだろうか。アサバスカ滝の標識があり、そこを左折。

駐車場から10分くらいのトレイルでその滝は見れる。大きな滝が目の前で爆音を上げて流れ落ちる。

すぐ近くでみられるので迫力がある。

そこからジャスパーへは30分程度、本日の宿ウィスラーインに行く、3:00にチェックイン。駅舎の目の前のホテルだった。意外と骨の折れるドライブで、天気も微妙だったので、マリーン湖に行く予定だったが、ホテルでお休みすることにする。

6:00 ホテルの隣のearlsというレストランで夕食を採る。外観は普通の建物だが、中は広いホールに若い男女の黒服ウェイター。おしゃれなレストランだ。チキン照り焼きボールとBigger better burger をいただく。とてもおいしいレストラン。

帰りに町を歩いていると、wild life tourの文字。聞いてみると、5:30の出発で終わっているとのこと。あきらめて、自分たちで車を走らせる。エルクの雌はホテルの人に教えてもらった丘にいたが、他は見当たらなかった。

いろいろめぐっているうちに、なんか丘の上に続く階段を見つけ、面白そうだから登ってみる。後から知ったことだが、Old Fort Pointというジャスパーを見渡せる丘であった。

そこからはジャスパーの町と、

Skokiでキャンパーに教えてもらったエディスキャベル山が見える。右肩に乗っているのが、エンジェルス氷河。

ジャスパーの町は鉄道で有名な町で、とてもこじんまりとしている。ホテルが取れなかったのはそのせいだった。

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